ハリー・バードンの飛ばすばかりがゴルフではないよ




ハリー・バードンドライバーの飛距離に一喜一憂しようが、アイアンショットの1打も、アプローチの1打も、パットの1打も等しく1打なのに、なぜかドライバーショットでは飛んだの、飛ばないだの?

確かにドライバーが飛ぶと、それだけアドバンテージにはなろう。

しかし、飛ばせば飛ばすほど、曲がる確率が高くなることも確かなのである。

距離が出るばかりにOBになるリスクも高くなるということである。

飛ばし屋たちはここを忘れてしまっている。

バードンはこのことを言いたかったのである。

飛ばすばかりがゴルフではないよ。

むしろ不利になることも多いのだよと。

現にメジャーの、特に全米オープンや全英オープンは、ただの飛ばし屋には栄冠をわたさないコースセッティングにしている。

事実、歴代のチャンピオンを見渡すと飛距離よりは正確性を旨とした者が勝利を得ている。

そしてアマチャアなど特にロングヒッターは自分の飛距離に酔うあまり、それの練習しかしない。

逆に飛ばない人はアプローチなどのスキルを磨いてオールラウンドプレーヤーを目指そうとする。

飛ばし屋が大成しないという理由がそこにある。

◆ハリー・バードン
1890年台から1900年代にかけて活躍し、全英オープンを6度制した。イギリス生まれ。

全英オープン3勝した時点で「バードンフライヤー」というボールのプロモーションで渡米。

全米オープンに勝つ。全英はその後も3勝し、計6勝は現在も破られていない。

フックに悩んだバードンは、それまでのグリップはベースボールグリップが主流だったが、オーバーラッピンググリップを取り入れ、完成させたのがバードンである。

近代ゴルフへの道を開いたことを称えて、米ツアーの年間平均ストローク1位の選手にバードントロフィーが贈られている。

スポンサーリンク